2017.12.15
新エネルギーバイオマスって?
以前「新エネルギーとは?その1 太陽光発電の仲間たち」では未来を支える新エネルギーをご紹介しました。
そのなかで「バイオマス」というエネルギーがありますが、一体どういうものなんでしょうか
ここでは新エネルギーバイオマスについてご説明いたします。
バイオマスって?
生物資源(bio)の量(mass)を合わせた言葉です。
生物資源を有効活用して発電する物のことを指します。
バイオエネルギーとも呼ばれています。
例えばどんなもの?
火力発電では石炭や天然ガスを燃やして熱を電気に変えています。
この燃やすものを、廃材や可燃ごみなどの生物資源にかえるとバイオマスエネルギーとなります。
他にも生ごみや家畜の発生などの発酵による燃焼で得たエネルギーもバイオマスエネルギーと言えます。
つまり
とても広い意味で、有機性のエネルギー資源(化石燃料を除く物)の総称がバイオマスなんです。
発電方法はどんなものがあるの?
- 直接燃焼方式
- 上記したようにバイオマス燃料を直接燃やしてエネルギーに変える方法。
燃焼することで発生する蒸気でタービンが回り発電します。 - 熱分解ガス化方式
- 燃やすものは直接燃焼方式と同じですが直接燃やすのではなく加熱することで発生したガスを用いてガスタービンを回し発電します。
- 生物科学的ガス化方式
- 生ごみや家畜の排泄物などを発酵させバイオガスを発生させ発電します。
燃やすのに地球に優しいの?
バイオマス・エネルギーは、使用すればCO2を排出するものの、CO2を吸収して成長する木材などを材料として使っていることから、全体で見れば大気中のCO2の量に影響を与えない「カーボンニュートラル」なものです。
※カーボンニュートラル:何かを生産したり、一連の人為的活動を行った際に、排出される二酸化炭素と吸収される二酸化炭素が同じ量である、という概念。
どれくらい発電できるの?
資源エネルギー庁の資料によれば、バイオマス発電は、平成26年2月時点で約242万kWの設備容量が認定されています。
さらに現在バイオマスの活用状況は全国に広がっています。
※資源エネルギー庁より
まとめ
バイオマスとは生物資源(bio)の量(mass)を合わせた言葉
有機性のエネルギー資源(化石燃料を除く物)の総称である。
平成26年2月時点で約242万kWの設備容量が認定され、
太陽光エネルギーに次いで環境問題を解決する次世代のエネルギーと期待されています。
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