2017.11.24
電力自由化とは?詳しく教えて!その2
前回の「電力自由化とは?詳しく教えて!では電力自由化の歴史と制度の説明をしました。
今回は電力自由化(電力の小売全面自由化)の仕組みと電力会社の切り替え方について資源エネルギー庁のお知らせより一部抜粋してご説明します
電力供給の仕組み
電力自由化の後も電力供給の仕組みはあまり変わりません。
電力は、 以下図の通り、発電所 → 送電線 → 変電所 → 配電線 の経路をたどり、各ご家庭まで供給されています。
発電所部門はすでに原則参入自由ですが、 送配電部門 は安定供給を担う要のため、電力小売全面自由化後も引き続き、政府が許可した企業(各地域の電力会社(東京電力、関西電力等))が担当します。
そのため、どの小売事業者から電気を買っても、これまでと同じ送配電ネットワークを使って電気は届けられるので、電気の品質や信頼性(停電の可能性など)は変わりません。
なお、電気の特性上、電気の需要(消費)と供給(発電)は、送配電ネットワーク全体で一致させないと、ネットワーク全体の電力供給が不安定になってしまいます。 そのため、もし小売部門の事業者が、契約している消費者が必要とするだけの電力を調達できなかった場合には、送配電部門の事業者がそれを補い、消費者にきちんと電力が届くように調整します。
出典:資源エネルギー庁ウェブサイト
(http://www.enecho.meti.go.jp/category/electricity_and_gas/electric/electricity_liberalization/supply/)
電力会社の切り替え方法
2016年4月1日に一般家庭や商店でも自由に電力会社が選べるようになりました。
各社のプランを比較し、自身のライフスタイルにあったサービスを選択できます。
- 1.切り替え先の電力会社への申し込み
- 各社のサービス窓口、電話、ホームページ等から切り替えの申し込みをしてください。
なお、現在契約している地域の電力会社への解約手続きは、消費者の同意に基づき、切り替え先の電力会社が手続きを行うことが可能です。 - 2.スマートメーターへの交換 (スマートメーター未設置の方のみ)
- スマートメーターが設置されていないご家庭は、スマートメーターへの交換が必要になります。
切り替え先の電力会社へのお申し込み後、現在契約している地域の電力会社から交換作業の工事予定日の連絡が入ります。
※電気メーター交換の詳細は地域の電力会社にお問い合わせください。 - 3.切り替え先の電力会社との契約開始
- 2016年4月以降、切り替え先の電力会社の電気をご利用いただけます。
※具体的な電力会社の切り替え日については、個別の契約によります。
出典:資源エネルギー庁ウェブサイト
(http://www.enecho.meti.go.jp/category/electricity_and_gas/electric/electricity_liberalization/step/)
まとめ
- 電力供給の仕組みは電力小売全面自由化後も変わりません。
- 電力会社の切り替えは、各社のプランを比較し、自身のライフスタイルにあったサービスを選択しましょう。
- 電力会社の切り替え等の手続をしなかった場合には、元々契約している地域の電力会社から、今までどおり電気が供給されます。
電力自由化についてご説明しました!
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